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「プレディア神戸舞子レジデンス」
作り手たちの想い。

ブランドのフラッグシップと位置づけるにふさわしい
住まいづくりを念頭に、設計はマンション施工の実績を誇る
株式会社長谷工 コーポレーション、
共用部のインテリアデザインは三菱地所グループの
株式会社メック・デザイン・インターナショナルが担いました。
デザインに携わった5人のプロフェッショナルたちが、
当プロジェクトへのこだわりと想いを語りました。

THE PROFESSIONALS

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Interview

01

プロジェクト全体の設計に携わった、
プロフェッショナル

エントランスアプローチ完成予想CG

あらゆる場所で、
自然を感じられる住まいを想い描いて。

ふたつの公園に隣接している現地は、舞子台のなかでも特別な立地だと思います。その緑豊かな環境をゆるやかに連続させて、敷地や建物内の至るところで自然を感じられ、その心地よさに人々が集い、寛げるような住まいづくりを掲げて設計をスタートしました。建物のファサードは空を映し出すガラスで軽やかさを演出し、外壁は周辺の緑が映えるようアースカラーを基調としています。共用部は自然を感じる素材をできるだけ多く使い、エントランスアプローチの床は石目調タイル、その手前にあるブライトテラスの床は木目調タイル、道路沿いの立ち上りには御影石を使用しました。春は桜に新緑、秋は紅葉など四季折々の植栽が色鮮やかに住民の方々を出迎え、季節の移ろいも感じていただけると思います。

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※写真はイメージで、実際に
使われる木材とは異なります。

人と自然と街がつながり、
新たなコミュニティが生まれることを願って。

2層吹き抜けのエントランスホールは、通りに列植する予定の並木とのつながりで木々の合間を通り抜けるようなデザインとしました。途上に木調のルーバーで仕切られたラウンジや、正面には木造独立共用棟「ウッドヴィラ」と中庭が見えるので、自然の中を通って家に帰っていくように感じていただけるのではないでしょうか。木造は視覚以上に嗅覚、香りで「木」を感じられるので癒し効果もあり、居心地の良い場所に人は自ずと集まってきます。自然とのつながりにこだわったこれらの設計を通して、人と自然と街が結びつき、賑わいと新たなコミュニティが創出され、安心で心豊かな暮らしをお届けできることを願っています。

株式会社長谷工 コーポレーション

Designer

津田一樹

Interview

02

共用部インテリアデザインを
手がけたプロフェッショナルたち

挑んだテーマは「自然を纏う」
“DRESSING the NATURE”

共用部のインテリアをデザインするにあたり、私たち(メック・デザイン・インターナショナル)関西支店の住宅部門から2名、東京本社のホテル・商業施設部門から2名という特別編成チームを組みました。これは住まいの快適性や上質感に、立地特性からリゾート感や非日常感も享受していただけるようなデザインにしたいとの想いからです。デザイン構想にあたり、チームリーダーの私(桑原氏)がコンセプトに掲げたのが、 “Dressing the Nature”。自然を纏う、という意味なのですが、舞子に広がる豊かな自然を、それぞれの共用空間の使用目的に適した形で「着飾る」「スタイリングする」という意味合いをこめたものです。用途に応じた快適性と自然がつながり、ここでしか味わえない彩り豊かな共用空間をお楽しみいただければと想っています。

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コワーキングスペース完成予想CG

※上記の写真はイメージで、実際に使われるものとは異なります。

「バイオフィリックデザイン」の
手法を散りばめた
コワーキングスペース。

4つの共用部は、コンセプトに基づき私がコワーキングスペース、土井がウッドヴィラ、芦原がエントランスラウンジ、中崎がマルチスタジオ、キッチンスタジオをデザインしました。私が担当したコワーキングスペースに据えたテーマは、“GREENERY STREET”です。これは、自然を感じる要素を空間デザインに取り入れることで、幸福度・生産性・創造性が向上するといわれる「バイオフィリックデザイン」の手法を用いたものです。芝生をイメージするようなカーペットを敷いて緑道に見立て、ここを歩きながら創造力を高められるような楽しい設えにしました。観葉植物やフェイクのグリーンに限らず、植物に似た柄でも同様の効果があるそうで、壁紙やクッションを植物柄や幾何学柄にするなど、カジュアルな雰囲気で自然とつながれる要素を散りばめてスタイリングしています。

株式会社メック・デザイン・インターナショナル
関西支店

Design Director

桑原一樹

本社デザインソリューション部門デザイナーとしてオフィス・商業空間を担当の後、三菱地所設計へ出向。帰任後は住空間デザイン部門での主に高額マンションの設計変更とモデルルームのマネージャーを経て2020年4月1日、関西支店へ。現在、西日本エリアのモデルルーム~オプション業務全般を統括。

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木造独立共用棟「ウッドヴィラ」完成予想CG

シーサイドにある公園をイメージした
木造独立共用棟「ウッドヴィラ」。
木造の良さを引き出して、
心地よく集える空間に。

木造独立共用棟「ウッドヴィラ」は、海沿いの木々に囲まれた公園「シーサイドパーク」をモチーフとしました。棟内を3つのゾーンに分け、家具や使い勝手にも趣向を凝らしています。木造という特性や木の良さをどう表現するかにもこだわり、自然界にない曲線や形、色は極力使わず、凹凸があったり、異なる木目があったり、不揃いだったり。木造建築の良さを実感しながら、心地よくお過ごしいただけるのではないでしょうか。

Wood Villa

株式会社メック・デザイン・インターナショナル
東京本社

Designer

土井亜希子

本社デザイン・ソリューション部門統括デザイナーとしてホテル・飲料施設やマンション共用部・病院などホスピタリティープロジェクトを中心に担当。

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ラウンジ完成予想CG

「プライベート感のある森」をテーマに
特別なくつろぎ感にこだわったラウンジ。

ラウンジは、「プライベートフォレスト」をテーマにデザインしました。隣接の苔谷公園はパブリックエリアで、その先にここにお住まいの方だけが足を踏み入れることのできる、プライベートな森がある、という特別感を演出しています。壁際のルーバーは木立に見立て、背面に光を当てて木漏れ陽を表現。切り倒された丸太をイメージした一枚板天板(テーブル)にほんのりと照明を当て、しっとりと落ち着いた寛ぎ空間を描いています。 

Lounge

株式会社メック・デザイン・インターナショナル
関西支店

Project Manager

芦原千恵子

関西支店のプロジェクトマネージャーとしてモデルルーム~設計変更~インテリアオプションまでマンションに関わるデザインおよびマネージメントをトータルで対応している。

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キッチンスタジオ・マルチスタジオ完成予想CG

開放感に満ちた別荘のような空間で、
様々な交流を楽しめる設えに。

開放感に満ちた海辺の別荘「スイートヴィラ」をイメージしたスタジオは、多彩なシーンにご利用いただけるよう、ひと続きの部屋を2室に仕切れる設えとしました。2室の境目の床を砂浜に打ち寄せる波のように表現し、テラスも設けて海に空、風、木々や光を感じられる空間を描いています。1室はダイニング利用中心、もう1室はヨガやダンスのレッスンなどに集える仕様とするなど、様々な交流を楽しめる場を創造しています。

Kitchen Studio & Multi Studio

株式会社メック・デザイン・インターナショナル
東京本社

Designer

中崎麗子

本社デザイン・ソリューション部門上席統括としてホテル・レジデンスなど主にホスピタリープロジェクトを担当。現在2024年・2025年竣工予定のホテル設計を取り纏めている。

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